IN AND OUT
入ってくるものと、出す力
体に残る量は、入る量だけでは決まりません。入ってくる量と、処理して外へ出す量の差で決まります。ここでは、その両側について分かっていることを、出どころのある数字で並べています。
me:LABは、RESONA-LABとサプリメントを提供する株式会社bio medicalが運営しています。関係のある事業について書いているため、記しておきます。
WHAT YOU CAN DO 今日、確かめられること
いちばん手前にあるのは、数えられるものです。 当てはまるかどうかではなく、あるかないか、何回か、何gか。
WHERE IT COMES IN 入口ごとに、どこまで数字があるか
同じ「体に入ってくるもの」でも、上限のある物質と、 評価そのものが行われていない物質が混ざっています。 心配の総量を、入口に等分に配る理由はありません。
- 重金属9種。どの入口を閉じられるか 水銀は体内の量が半分になるまで約2ヶ月
- 魚から入る水銀 日本人の水銀摂取の88.1%は魚介類から。魚種ごとにgで目安があります
- 歯科金属。自分の銀歯に何が入っているか 金12%以上・パラジウム20%以上・銀40%以上。JIS規格
- 主食から入るカドミウム 耐容週間摂取量の平均35%、95パーセンタイルで67%
- アルミニウム 小児の95パーセンタイル以上で上限超。2018年に基準ができました
- 喫煙 紙巻1本に1.8〜2.8µg。50%は副流煙へ
- 水道水と浄水器の表示 法定12項目に溶解性鉛と総トリハロメタン
- 人工甘味料 WHOが出したのは栄養の指針。日本人の摂取量は許容量の0.25%以下
- 缶のBPA 国内缶は規格の1/250以下。ただし日本に耐容量がありません
- プラスチック容器のフタル酸 入口が手袋と特定され、通知1本で22分の1に
- マイクロプラスチック 健康リスク評価そのものが、まだ行われていません
- 化粧品・日焼け止め 血中に出ることが測られているのは、酸化チタンではないほう
- 食品添加物とE番号 一日摂取許容量に対して、最も高いもので17.2%
- 残留農薬 対ADI比 0.000〜2.954%
- PFAS 日本のTDIは20 ng/kg体重/日。海外と桁が違います
HOW IT WORKS 出す側は、実在する仕組みである
経路は、物質名まで分かっています。 怪しいのは仕組みのほうではなく、その仕組みを使って何かを売るときに、 何が出たのかを言わない売り方のほうです。
- 「解毒」が実際にしていること 第I相はシトクロムP450による酸化、第II相でくっつけて水に溶かす。材料は糖とアミノ酸です
- 体の出口は、尿だけではない 教科書は胆汁を「腎臓で排泄できない脂溶性物質の主要排泄経路」とし、重金属を名指ししています
- 出口が先、上流があと 肝臓が送り出しても、腸の通過が滞っていれば行き場がありません
- 肝臓と腎臓が、実際にしている仕事 肝臓の主な働きは八つ以上。腎臓は1日200リットルを濾過して、1%未満だけを出しています
- 吸って入ると、肝臓を通らない 経口は腸から肝臓を経由します。吸入は肺から直接全身へ。処理の経路そのものが違います
- 処理の速さには、個人差がある 日本人1,003人で5つの酵素の組み合わせは139通り。ただし確立しているのは薬の話です
THE WORD 「デトックス」という言葉について
- 「デトックス」という言葉 物質名が書かれていないと、出たかどうかを誰も確かめられません
- 汗で出すことに、どこまで期待できるか 汗の金属には、血液と皮膚の2つの出どころがあります
- 食べもので排泄が動いた、人の試験 291人の無作為化試験。測ったのは尿に出た量です
- 症状の一覧が当てはまる理由 過去7日間に症状がまったくなかった人は10.6%でした
検査の結果を受け取った方は、結果の各欄がどの記事に対応するかから。 検査そのものについてはこちらにまとめています。